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公益社団法人 JBA 日本吹奏楽指導者協会 北海道支部

 
 

JBA北海道支部

 

ごあいさつ

WELCOME

 

 公益社団法人 日本吹奏楽指導者協会(JBA)は管打楽器の演奏者・指導者・音楽教育者等の吹奏楽関係者が、より高い音楽へと進化させるべく1967年(昭和42年)1月に発足しました。以後2000年(平成12年)6月社団法人、2014年(平成24年)9月に公益社団法人の認可を受け、更なる吹奏楽界の発展のために様々な事業を展開し2016年(平成28年)に創立50周年を迎えました。
 北海道支部は1971年(昭和46年)1月に規約を制定し、以後、指揮法講習会や全日本中学生・高校生管打楽器ソロコンテスト予選(北海道大会)を2010年(平成22年)より開催し、北海道代表として中学・高校各3名が全国出場をしています。

JBA北海道支部支部長 宍戸雄一

支部長経歴

CAREER

室蘭市出身 東京藝術大学音楽学部器楽科委託終了。北海道教育大学函館分校音楽科卒業。
オーボエを伊藤勝志、梅原美男、各氏に師事。指揮法を山田一男、汐澤安彦、各氏に師事。
JBA特別表彰状受賞。全日本吹奏楽連盟表彰状受賞。函館音楽協会協会賞受賞。吹奏楽コンクール高校A・一般A編成に全道大会29回、全国1回出場。
 現在、函館地区一般バンド連絡協議会音楽アドヴァイザー・指揮者。函館吹奏楽団常任指揮者。函館地区吹奏楽連盟顧問。函館市文化団体協議会顧問。函館音楽協会会長。遺愛女子高等学校吹奏楽局コーチ。

宍戸雄一

JBA北海道支部支部長

宍戸雄一

公益社団法人日本吹奏楽指導者協会 東京本部

JAPANESE BAND DIRECTORS ASSOCIATION

日本の吹奏楽150年について

2019年は、明治2年(1869)に横浜の本牧山妙香寺におきまして、薩摩藩士がイギリス陸軍軍楽隊長ジョン・ウイリアム・フェントンから吹奏楽の指導を受け始めてから150年という記念すべき年であります。
 薩摩藩が吹奏楽の伝習を始めるきっかけとなったのが、「生麦事件」に端を発した文久3年(1863)の「薩英戦争」の際、昼間の戦闘が終ると夜は英国軍艦の上では軍楽隊が演奏を行い、それを見た薩摩藩が維新後に楽隊を作る動機になった、と長らく伝えられてきました。
 しかし実際には、砲戦があった日は暴風雨で軍艦の甲板上での演奏は無理でした。もし演奏があったとしても、鹿児島の町は英国軍艦の艦砲射撃で焼かれていて、薩摩藩士の耳に届いたとは、とても考えられません。
 この「薩英戦争」を境に、薩摩藩、英国共に相手の実力を再認識し、互いに手を結んだ方が得策だと考えて急接近しました。日本を取り巻く当時の国際情勢は、変化に富んで流動的でした。
 慶応2年(1866)には、英国艦隊3隻がパークス公使夫妻を伴って鹿児島に入港し、親善行事が繰り広げられました。この時には、旗艦軍楽隊の演奏が披露されていて、これが吹奏楽伝習に大きな影響を与えたと考えられます。
諸説ありますが薩摩藩士は32名で伝習を始めたようで、当初は和楽器を用いて基礎訓練を行い、明治3年(1870)7月に、英国からベッソン社製の吹奏楽器一式が到着し、本格的な吹奏楽の訓練に入りました。
 翌月には英国陸軍軍楽隊と山手公園で合同演奏を行い、9月には東京・越中島における天覧操練で、フェントン作曲の礼式曲「君が代」を初演しました。これが、日本の吹奏楽の始まりと言えましょう。
 公益社団法人日本吹奏楽指導者協会(JBA)は、平成元年(1989)に、ゆかりの妙香寺境内に「日本吹奏楽発祥の地」の記念碑を建立し、毎年、各方面の吹奏楽団のご協力を得て、記念演奏会を実施してまいりました。
 今日の吹奏楽の隆盛を支えて来た多くの先人の遺徳を忍び、その功績に敬意を表して報いるべく150年という節目に当たり、吹奏楽に携わり、あるいは愛好する方々と相図り、この意義ある歴史を盛り上げたいと存じます。

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